おはようございます!
名古屋で個人タクシーを目指し
ブログを書いてた「のぶ」です!
このブログを最終更新したのが
2023年の11月5日。
この頃からYouTubeとか
始めてしまってこのページから
遠ざかっていました…
ですが、
2026年1月で10年の条件を満たしたので、
5月から個人タクシー協会で試験勉強を開始!
(楽しかったです)
7月、中部運輸局での試験に合格。
同月のヒアリング(面接?)も突破し、
どうにかこうにか開業しました〜(涙)
そんな足取りを「個人タクシーになりたい!」
という人に参考になればと思い、
重いペンを取りました。
会社でタクシーに長く乗るなら
個人開業をおすすめします!
どうぞ参考にしてみてください。
個人タクシー開業までの流れ

まずは、個人タクシー開業までの流れは
こんな感じです。
②組合選び
③新規許可か譲渡譲受かを選択
④必要書類集め
⑤営業区域に関する「法令試験」の突破!
⑥ヒアリングの突破!
⑦交付式〜車両と権利の受け渡し

ちなみに私は
「譲渡譲受(じょうとじょうじゅ)」で
開業しました
①個人タクシーを開業する条件

個人タクシーを開業する条件は、
・35歳以上40歳未満
・40歳以上65歳未満
と年齢によって異なりますが、まず大前提として
安全運転に支障のない
健康状態であること。
・有効な第二種運転免許
(普通免許または大型免許)
を保有していること。
です。
その他、年齢別の条件は以下の通りです。
35歳未満
申請する営業区域において、申請日以前継続して
10年以上同一のタクシー又はハイヤー事業者に
運転者として雇用されていること。
【法令・安全】
申請日以前10年間無事故無違反であること。
【資金計画】
設備資金と運転資金などを合わせて
約200万円以上の確実な資金があること。
【試験合格】
営業区域に関する「法令試験」に合格すること。
35歳以上40歳未満
申請日以前、申請する営業区域において
自動車の運転を専ら職業とした期間が
10年以上であること。
そのうちタクシー・ハイヤーの経験が
5年以上あり、申請日以前継続して
3年以上であること。
(一般・貨物などの非旅客運送職は50%換算)
【法令・安全】
原則として申請日前3年間、
無事故無違反であること。
過去5年以内に法令処分歴がないこと。
および過去に重大な法令違反・処分歴がないこと。
【資金計画】
設備資金と運転資金などを合わせて
約200万円以上の確実な資金があること。
【試験合格】
営業区域に関する「法令試験」に合格すること。
40歳以上65歳未満(私はここに該当)
申請日以前25年間のうち、自動車の運転を
専ら職業とした期間が10年以上であること。
(一般・貨物などの非旅客運送職は50%換算)
申請する営業区域において、
直近3年以内に2年以上タクシーまたは
ハイヤーの運転経験があること。
【法令・安全】
原則として申請日前3年間、
無事故無違反であること。
過去5年以内に法令処分歴がないこと。
および過去に重大な法令違反・処分歴がないこと。
【資金計画】
設備資金と運転資金などを合わせて
約200万円以上の確実な資金があること。
【試験合格】
営業区域に関する「法令試験」に合格すること。
ほんと厳しい道のりですが、これを突破する価値は十分あります。
②組合選び

どの地域でもまずこれを選びます。
私は名古屋なのでこの地域だと、
の2択と考えていいと思います。
(その他もあります)
それぞれの特徴はだいたい、
| 名古屋市個人タクシー 協同組合 |
親和個人タクシー 協同組合 |
|
| 行燈(あんどん) | でんでん虫の形 | ちょうちん型 |
| 最大の特徴 | 名古屋最大の 規模と知名度 |
配車アプリを 駆使した営業 |
| 主な集客方法 | 駅待ち 主要スポット 専用乗り場 |
アプリ配車 (GO・Uber・DiDiなど) |
| チケット網 | 全個連 共通チケット |
クレジット 各種決済 アプリ決済対応 |
| こんな人向け | 街頭営業 駅待ち (アプリもあります) |
アプリを フル活用して 効率よく |
という感じです。

私は名古屋市個人タクシー協同組合を
選びました
③新規許可か譲渡譲受かを選択

個人タクシーの開業には、国から新しい枠(権利)を直接もらう「新規許可」と、現役の先輩ドライバーから営業権を買い取る「譲渡譲受(じょうとじょうじゅ)」の2つのルートがあります。
1、新規許可
余計な費用がかからない
譲渡代金(看板代)が発生しないため、申請手数料や自分の車両代だけで済みます。
すべて新品でスタートできる
自分の好みの車両や最新の設備を最初から導入できます。
募集自体が少ない
タクシーの総量を規制するため、都市部を中心に新規許可の公募待ちになる。
審査が非常に厳しい
枠が少ないため倍率が高く、要件を満たしていても抽選になるなど開業までの時間がかかる場合が多い。
2、譲渡譲受(じょうとじょうじゅ)
確実に開業できる
国が新規枠を募集していない時期や地域でも、譲り手さえ見つかればいつでも申請・開業できます。
車両や設備を安く引き継げる
譲渡人が使っていた車両やメーター、決済端末などをそのまま格安(またはセット)で譲り受けられるため、全て新品より初期費用の車両費や設備費を抑えられます。
手続きがスムーズ
個人タクシー協同組合(支部)が仲介してくれることが多く、書類作成のサポートを受けやすいです。
譲渡代金(営業権料)がかかる
車両代とは別に開業資金として、営業権の対価(いわゆる看板代)として数十万円〜数百万円の費用が発生します。
タイミングが相手次第
引退したい人と開業したい人の条件(地域や時期)がマッチする必要あり。
| 新規許可 | 譲渡譲受 | |
| 開業のしやすさ | 募集がないと 待ちが発生 |
譲り手がいれば 最速 |
| 権利金 | 不要 | 必要 (数十万〜数百万円) |
| 車両・設備 | 自分で新品を 用意する |
先輩の車両 設備を引き継ぎ |
| 手続きのサポート | 設備など基本的にすべて自己責任で選びます(組合で教えてくれます) | 組合のサポートで譲渡譲受をすすめていきます |
④必要書類集め

個人タクシーの法令試験は、全国的に原則年3回
(3月・7月・11月頃 日にちは不定期で)
実施されています。
それに向けての必要書類
2、健康・適性に関する書類
3、運転経歴・法令遵守に関する書類
4、資金に関する書類
5、営業所・車庫に関する書類
【新規許可】のみで必要な書類
【譲渡譲受】のみで必要な書類
を集めなければなりません。
詳細は以下の通りです。
1、身分・経歴に関する書類
本籍地記載・マイナンバーなしのもの
・戸籍抄本
または戸籍個人事項証明書
・自動車運転免許証のコピー
・履歴書
指定の様式
2、健康・適性に関する書類
特定の検査項目を満たしたもの
・運転管理適性診断票
自動車事故対策機構などで受診
3、運転経歴・法令遵守に関する書類
過去5年を自動車安全運転センターで発行
・運転経歴(在籍)証明書
過去在籍したタクシー会社等から
・宣誓書
法令遵守や反社会的勢力でないことの証明
4、資金に関する書類
申請時200万円以上の自己資金の証明
5、営業所・車庫に関する書類
または賃貸借契約書の写し
・車庫の土地・建物の登記簿謄本
または賃貸借契約書の写し
・営業所の平面図・案内図・写真
建物の外観と事務スペース
・車庫の平面図・案内図・写真
正面と幅や奥行きの写真
(基準を満たしているか証明するもの)
【新規許可】のみで必要な書類
新規用の様式
・事業計画書
【譲渡譲受】のみで必要な書類
譲渡・譲受の連名様式
・譲渡譲受契約書の写し
営業権や車両をいくらで譲るか交わした契約書
・譲渡及び譲受価格の明細書
・譲渡人(引退する側)が用意する書類
譲渡人の経営許可書の写し
譲渡人の印鑑証明書
譲り受けるタクシー車両の自動車検査証の写し
譲渡人の健康診断書、または戸籍謄本
以上、
大量の書類を提出し、受理される必要があります。
1つずつ早めに確実に集めていきましょう。
⑤営業区域に関する「法令試験」の突破!

そして「法令試験」に入っていきます。
私の組合の日程では、約1ヶ月半の勉強期間でした。
この期間で先輩たちも同期も全員合格しています。
はっきり言ってそんなに難しくはありません。
2種免許+ちょっとぐらいのレベルです。
(わかりにくい)
しかし、うっかりミスで(特に語群選択で)
ごっそり減点につながるのでしっかり勉強しましょう。
名古屋は40問40点満点。
90%の正解が必要なので、36点以上で合格です。
内訳は、
⚪︎×問題が35問
語群選択(穴埋め記号選択)が5問です。
試験当日は組合から送っていただきました。
中部地区の受験者が、名古屋の丸の内の中部運輸局に集まります。
全国に個人タクシーのつながりはあり、
勉強会でも北海道〜沖縄までの過去問題をやります。
なので、この試験問題も全国のタクシー協会に
送られるわけです。
受験人数は40名くらいだったと思います。
合否の連絡は、ヒアリングの日程とともに
自宅に届きます。
ちなみに不合格だと何も届かないそうです。
「個人的にこれ丸暗記して楽だった!」を参考までに
勉強会に参加すれば間違いありませんが、
「これを丸暗記しといて楽だった!」
というものを3つピックアップしてみました。
(参考までに)
難しいことは考えずにただ丸暗記です。
1、道路運送事業の種別
まずは道路運送業の種別。
こんな感じです。
説明します。
道路運送事業は大きく、
人を運ぶ事業
②貨物自動車運送事業
モノを運ぶ事業
③自動車道事業
有料道路などの運営や道路の修繕や維持管理
の3つに分類されています。
そしてその中の旅客自動車運送事業は、
不特定多数を対象
②特定旅客自動車運送事業
スクールバス、工場の従業員送迎バス
の2つに分類され、
その中の一般旅客自動車運送事業は、
路線バス、コミュニティバス
②一般貸切旅客自動車運送事業
観光バス、貸切ロケバス
③一般乗用旅客自動車運送事業
タクシー、ハイヤー、介護タクシー
の3つに分類されます。
タクシーはこの一般乗用旅客自動車運送事業です。
2、事業計画
- 営業区域→認可
- 営業所の名称及び位置→遅滞なく届出
- 事業用自動車の数→あらかじめ届出
- 自動車車庫の位置及び収容能力→認可
3、道路運送法第1条
この法律は、貨物自動車運送事業法(平成元年法律第八十三号)と相まって、道路運送事業の運営を適正かつ合理的なものとし、並びに道路運送の分野における利用者の需要の多様化及び高度化に的確に対応したサービスの円滑かつ確実な提供を促進することにより、輸送の安全を確保し、道路運送の利用者の利益の保護及びその利便の増進を図るとともに、道路運送の総合的な発達を図り、もって公共の福祉を増進することを目的とする。
以上の3つを丸暗記しているとすごく楽です。
もちろんこの他にも、
道路運送法30条31条40条
などなど全て重要です。
覚えるのは大変ですが、その後の営業に深く関わる
大切(必要)な法律です。
個人的には
「この歳になってこんな勉強できるんだ!」
と楽しい勉強会でした。
⑥ヒアリングの突破!

このヒアリングは、法令試験を突破したら
1人で指定された日に運輸局へ行き、
30分程度の聞き取りを受けるというもの。
私が受けた内容は、
「主な営業エリアは?」
「休日は?」
「会社での事故経験は?」
など、提出書類や経歴に関して虚偽がないか
というものでした。
なので、
このヒアリングでは正直にあるがままに答えれば
(聞かれたことだけ答えれば)OKだと思います。
これで落ちるという事はよっぽどないそうです。
その後組合に行き、内容などの報告をし
その日は解散です。
後日この合否は組合に届き
(なぜ直接届かない!?)
組合から連絡をいただく。
という流れです。
この後は、じぃ〜っと待つ時間です。
私はこの合否を1週間と5日ほど待ちました。
そしてこの合格日が譲渡譲受認可日となり、
ここから少し忙しくなります。
支部の理事に挨拶
支部長に挨拶
支部の会計事務所で顔合わせ
自家用車の売却
(私の場合は駐車場が1つで営業車兼自家用車の為)
権利金、組合加入料、事業者乗務証発行手数料、車検証の名義変更費、看板代、タオル代(?)
の準備(いろいろ結構出費〜!)
など。
⑦交付式〜車両と権利の受け渡し

やってきました交付式!
私の場合は愛知運輸支局で行われました。
この日は組合から送ってもらうという感じでした。
とうのも、譲渡譲受なので交付式終了後が大変です。
そうです、車の受け渡しがあります。
(なので朝、組合までも公共交通機関でした)
そこから、
車両、権利の受け渡し〜ドアに名称を等を取り付けて
車両の写真撮影。
車検証をもらう。
各部署への挨拶。
などなど。
目一杯の一日仕事です(疲)
最終日にかかった譲渡譲受に関する準備金
と、こんな日々を経て、
無事に開業することができました!
参考までに、
最終日にかかった
金額の合計はざっくり(譲渡譲受)
1,750,000円です。
内訳もざっくり、
車両価格
その他自賠責や自動車税の残ヶ月分
組合、支部関連費
駅の入場料
などなどで
750,000円
プラス
権利金1,000,000円
合計 1,750,000円
でした!
まとめ

以上が個人タクシー開業までの流れです。
期間的には、
協会へ行き説明を聞く
必要書類の収集
(この時期に会社へ個人タクシーを受けることを伝える)
5月
試験勉強講習会
必要書類の収集
(法人タクシー通常業務)
6月
試験勉強講習会
(法人タクシー通常業務)
7月
試験
合格発表
ヒアリング
(この月に退職し後半は有給消化)
8月
交付式
と、4ヶ月ぐらいの期間でした。
譲渡譲受も運良く決まり
開業までかなり順調な流れだったのかなと
思っています。
このデータで行動するなら、
年に3回の試験日から逆算して
4〜5ヶ月前から行動すればいいのかなと
思います。
そして一番大切なことは、
違反と事故です。
前記しましたが、
個人タクシー開業の条件には
法令・安全について(35歳以上は)
無事故無違反であること。
過去5年以内に法令処分歴がないこと。
および過去に重大な法令違反・処分歴がないこと。
となっています。
そうです。
一回の違反で
なので私の同期ほとんどが
試験勉強中に退職して、
「車に乗らない」という選択をしていました。
さらにもっと先から退職し、
失業保険で生活をしている同期も数名。
個人タクシーを開業する人は
私も同期もだいたい高齢メンバー。
数年の時間は貴重です。
個人タクシー開業の条件はとても厳しいです。
だれでもチャレンジできますが、
この期間に違反を起こし
あきらめた人を何人も知っています。
なのでこの期間の運転は怖かったです。
しかし、
その条件をクリアして開業できた時、
自分のペースで仕事をできるようになった時、
個人事業主としてハンドルを握った時、
なってよかったな
頑張ったな
と実感しました。
このブログが誰かの参考になれば幸いです。

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