おはようございます!
名古屋で個人タクシーを目指して営業しているのぶと申します。
今回は、
です。
若い人(特に新入社員さん)の間で、「運転がストレス!」ということを聞きました。
この状況はいろいろあると思いますが、今回は【周りの状況に緊張してストレス】という、初心者によくあるプレッシャーの回避方法についてお伝えします。
これ、【あおり運転】にも効果的なので、ぜひ実践してみてください。
早速この結論を先に言ってしまうと、
です。
運転以外にも使えるストレス回避法なのでおすすめですよ。
ほんと、プレッシャーを日常的にかけてくる人って多いんです
日々の業務の中で、いろんな運転を見かけます。
- やさしい運転
- 余裕のある運転
- 危険な運転
- こわい運転
- あわてた運転
- あおり運転
最初の2つは見ていてとっても気持ちのいい運転で、もっというと、周りの車や歩行者も幸せな気持ちにさせてくれます。
我々タクシー運転手も常に見習いたい光景です。
子供たちにも遭遇してほしい光景で、その経験が当たり前になり、同じ運転を目指してほしいと思います。
そして問題は、
もちろんそのあとの運転。
その中でも最後の「あおり運転」は、普通に運転している人を突然危険な心理状態に追い込みます。
という状況を、営業のたびに目にします。
ほんと、残念な光景です。
最初に紹介した、「やさしい運転」「余裕のある運転」とは真逆なので、この行動は、周りの車や歩行者など、見かけた人の気持ちをとってもいやな気持ちにしてしまいます。
なので、子供たちにも見てほしくない光景です。
タクシーの営業地域は決まっていて、その中で営業しなければなりません。
その範囲は広いんですが、運転手ごとに得意不得意があり、大体いつも同じエリアで営業しています。
なので、
地域の交通状況には敏感で、「あおり運転」をする人って、よく見かけたりするんです。
「あ、またあの車か、」という具合です。
性格は、なかなか変えれるものではありません。
なにか強烈な出来事がなければ。
それが、事故ということもあるでしょう。
しかし、それはとんでもない悲劇ですし、自分勝手な改善です。
なので、その加害者を変えることはなかなかできないので、事故にならないための方法、自己防衛の方法をお伝えします。
タクシー運転手もあおられます。だから対処法を考えます。
はい、見出し通りしょっちゅうです^^;
なので、
タクシー運転手は新人さんや、怒りっぽい人以外は、冷静に対応できます。
それは同じ「あおり」という経験を積む(涙)ことで、このことについてすごく考えるからです。
簡単です。
- あおり運転をする人の状況や心理は?
- あおり運転をされるとどうなるか
- 安全に運転の基本はまず進行方向
という順番で分解して見ていきましょう。
1、あおり運転をする人の状況や心理は?
大抵の場合は、
割り込まれたことの仕返し
あおり運転が始まりは、この2つの「遅っいな」「割り込んだな〜」からです。
そしてこれらは、同時に車線変更して始まるケースをよく見かけます。
「遅っいな」に関しては、
いくら急いでいたとしても制限速度は守らなければいけませんし、前を走っている車がそれを守っていれば抜くことはできません。
一般道ではほとんどの車は制限速度ぐらいで走っています。
なのでそもそも抜けないんです。
次に「割り込んだな〜」については、
お互い様です。
目的地到着という目標に向かって進路変更はします。
「あ、間違えた」や、「目的地変更」もあるでしょう。
よく聞くゆずりあいは、「やってあげた」という行動ではなく、「お互い様の自然な行動」という認識を持つべきだと思います。
自分のことは棚に上げて、他の人がやるのは許せない。
これこそ自分勝手な考えですよね。
というわけで整理すると、あおり運転をする人の状況や心理は、
妨げられたくない
という場合が多いようです。
2、あおり運転をされらるとどうなるか
あおり運転をされるとどうなるか?
についてはやはり、
ですよね。
しかし、これについて現場を見て一番危険だなと思うことは、
ということです。
あおり運転をされると、当然後ろの車が気になります。
という感じです。
この時です。
ドキドキしてルームミラーに釘づけになってます。
これが最も危険な運転になる瞬間です。
3、安全に運転の基本はまず進行方向
ではここで、
安全に運転している状況を考えてみます。
それは、
これが基本中の基本で、これプラス周りの状況に視野を広げられればなお安全ですよね。
要するに、まず前なんです。
もっと言うと、まっすぐ走るだけなら前さえしっかり確認していればまず事故は起きないといえます。
(もちろん100%ではありません)
極論、この場合、後ろや横は見なくても安全に運転できます。
(まっすぐ走るだけならですよ)
これを、あおり運転の対処法に使います。
というわけであおり運転をされてる時の対処法は「視界から消す」なんです
というわけでここまで考えてきた、
- あおり運転をする人の状況や心理は?
はやく行きたい
妨げられたくない - あおり運転をされるとどうなるか
ドキドキしてルームミラーに釘づけになっている - 安全に運転の基本はまず進行方向
まっすぐ走るだけなら進行方向だけ見ていればまず安全に運転できる
以上を踏まえた対処法は、
です。
要するに「無視」です。
「えー、そんなことわかってる〜」という対処法なんですが、ポイントは、「視界から消す」という点。
いくら無視がいい対処法と知っていても、チラチラ見ていたら絶対に気になってしまいます。もう無視どころかロックオンですね。
これでは自分の安全確認がおろそかになってしまい、事故を引き起こしかねません。
これでは本末転倒。
なので、「視界から消す」という行動なんです。
ウソのように気にならなくなります。
この行動の効果を、先程あげた項目と照らし合わせてみると、
- あおり運転をする人の状況や心理は?
はやく行きたい
妨げられたくない
↓
存在を忘れるくらい無視できるので、「はやく行きたい」「妨げられたくない」というあおり運転の車は、知らない間に抜いていきます。 - あおり運転をされるとどうなるか
ドキドキしてルームミラーに釘づけになっている
↓
進行方向しか見てないので、(車線変更、右左折には注意!)ルームミラーに釘づけにならずドキドキしない - 安全に運転の基本はまず進行方向
まっすぐ走るだけなら進行方向だけ見ていればまず安全に運転できる
↓
見たくないものを視界から消すことで、進行方向の安全確認に集中できる
となり、スッキリ解決します。
いつも運転している体勢から、ルームミラーが視界から消える位置まで前に出る
これだけです。
ちなみに私の場合は、ハンドルに両腕をのせる体勢で直線だけ視界から消します。
ここで注意点が2つ
- いつもと違う運転姿勢になるので要注意
- 進路変更、右左折、停車の時はいつもの体勢にもどり各ミラーで安全確認しましょう
以上です。
参考にしてみてください。
安全運転が最優先です。
慣れない運転方法で無理は厳禁です。
まとめ
というわけで、「視界から消す」これがストレスを回避する一番手っ取り早い対処法ということでした。
ちなみに知らない場所で道に迷った時、もたもた運転になったりしませんか?
例えば旅行。
こんな時も(後ろの車に迷惑かかってないかな?)とルームミラーを見てチラチラドキドキ、
ってなりますよね。
この場合も前方不注意になるくらいなら、ルームミラーを視界から消すことをおすすめします。
これも安全運転が最優先です。
また、周りに迷惑をかける運転も当然ダメです。
気をつけましょう。
そして私もよく「視界から消す」は、いろんな場面使う方法ですが……
やらなくてはならない事から目を背け続けても、根本的解決にはなりませんので注意しましょう(汗)。
でも、一時的な回避にはこの方法はもってこいです。
なので、ストレスに応じて使えばかなり有効な方法なので興味があれば試してみてください。
以上、
「タクシー運転手が教える道路でプレッシャーをかけられても感じなくする方法」
というお話しでした。
今日も勤務なのでここら辺で睡眠をとりたいと思います。
お疲れ様でした。

以上!
今回はここまで
コメント