おはようございます!
名古屋で個人タクシーを目指して営業しているのぶと申します。
今回は、
という、この春から新人教育係に抜擢された人のお話しから後日考えてみたこと。について。
なかなか答えの出ない問題の考え方
実は私、この問題には1つの考え方を持っていて、それは、
- まず「答えがたくさんある問題」という認識をもつ
- 「どんな環境で起こっている問題か?」から思考をスタートさせる
ということです。
この考え方は前職で、
- スタッフの編成
- 新人教育
- アルバイトの管理
という業務の中で悩んで悩んで(ほんと悩んで^^;)得た答えです。
とっても腑に落ちるので、今もこの方法で考えるようにしています。
というわけで、
今回のような、「運転手さん、新人が会議でスマホを触ってるのって、どう思う?」という、「なかなか答えの出ない問題の考え方」について。
1、まず「答えがたくさんある問題」という認識をもつ !読書感想文に正解ってある?
1+1=2のように「これっ!」という答えがある問題もありますが、特に人間関係においてはそもそも答えなんてありませんよね^^;
でも、多くの場合この難問に「答えを出そう!」としてしまいます。
普段、冷静な時は、
ということはわかっています。
特に他人事など、ニュース、動画でそんな状況を目の当たりにした時、
と心の中で突っ込んでいませんか?
しかし、
悩んでる時や判断を迫られた時、この答えをなぜかキチッと出そうとしてしまいます。
さらに一人で悩んでいるならまだしも、複数人で集まっている場合には困ったもの。
「俺の方がいい考え方合戦」が始まります。
こうなってくると、半ば力技。
普段から発言力が強い人の意見が正解。という結果になってしまうという不思議な時間に。
(あれ?ちょっとそれは無理が…)という空気になる場合もあります^^;
なので、
このような問題に遭遇してしまった時にはまず、
という認識を持ちましょう。
という感じです。
これだけでまず冷静になることができます。
この「冷静になる」という点はすごく大切で、なんといっても過度な(無意味な)長考を回避することができます。
今この記事を冷静に読んでいる人は、「冷静に考えるのはなんて当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、自分が長い時間悩んでいた問題を思い出してみてください。
という感じで、
具体的な解決策になかなか至らず、過度な長考で時間を費やしていませんでしたか?
その悩みの最初に「これは答えがたくさんある問題なんだ」という考え方になっていたら…
もっと早く答えにたどり着いたかもしれません。
要するに、
たくさん答えがある問題の、
具体的な落としどころの考え方に至る前の、
「ど〜しよ〜、ど〜しよ〜」と悩んでいる時間、
(ほんと長いです。人によっては日をまたぎます)
この時に、
という呪文で、まず現実にもどる。
ということです。
2、どんな環境で起こっている問題か?からスタートする !今どこにいるのか?どんな立場?
では、「運転手さん、新人が会議でスマホを触ってるのって、どう思う?」という問題にもどります。
もちろんこれも、たくさん答えがある問題だと思います。
しかしたくさん答えがある問題に、もそれ相応の答えはあると思いますし、出さなければいけない状況もあります。
この場合の出発点は、
ということです。
「運転手さん、新人が会議でスマホを触ってるのって、どう思う?」
と聞かれた場合、もちろん私は、「これは読書感想文のように答えがたくさんある問題なんだ」と考えます。
でも、それでは質問の答えにはなりませんよね^^;
なので、「この春から新人教育係に抜擢された人」という立場の答えではなく、「タクシー運転手が思うこと」という答えになります。
ここで、「この春から新人教育係に抜擢された人」という立場の答えを想像して答えても、「この時点ではお客さんが求めるたくさんあるうちの一つの答えではない」と考えるからです。
たくさん悩んで悩んだあげく、「運転手さんに聞いてみよう」と感じたので、私の立場からシンプルな意見を伝えた方が、微力ながらも参考になると思うからです。
「たくさん答えがある問題」でも、
で、出す答えや意見は方向づけできる。ということです。
まとめ
なかなか答えの出ない問題で、たくさん答えがある場合は、
そして、
答えを絞らなければならない場合には、
言い方を変えてみると、
ということです。
よろしければ参考にしてみてください。
以上!
今回はここまで
コメント