おはようございます!
名古屋で個人タクシーを目指して営業しているのぶと申します。
今回は、
について
その前に昨日の営業日報です。
10時31分
〜24時15分
【走行距離】
210km
【営業回数】
20回
【売上】
52,260円
というわけで「お客さんとのコミュニケーションを取る上で大切な聞くコツ」について
お客さんと接する仕事には、会話(お話)がつきものです。
これはお問合せや商品説明などなど様々な内容がありますよね。
タクシーも同様で、業務的に絶対必要なそれは、目的地と経路です。
それ以外の会話は、必ずしも必要ではないと言えます。
私の会社のマニュアルでも、雑談からのトラブル回避のために、「目的地と経路以外の会話は極力避ける」とされています。
しかし実際そうはいきません^^;
そしてこれがタクシーを始めたばかりの新人さんからの相談が多いことでもあります。
個人的には「そこ?」ということなんですが、得意不得意は人それぞれ。
ここが苦手な人には大きな問題です。
私も技術出身なので営業的なお話のスキルはありませんが雑談は得意でした
得意といってもその内容はそんなに大したことはありません。
私には特別な知識やトーク術ありませんが、
?!
「得意のようです」
という曖昧な表現で申し訳ありませんが、その理由は「お客さんに教えていただいたこと」だからです。
私もタクシーを始めたてのころは、今相談される新人さんと同じ悩みを持っていました。
質問に対していい返答ができない
そもそも話題がない
というもの。
しかしある時、あまりにも毎日悩みすぎたためしゃべることができなくなってしまいました。
でも仕事です。
お客さんを無視するわけにはいけません。
そこでした行動が(これしかできなかったことが)、うなずくこと。
知らなかったです!
すごいですね!
センスありますね!
そうなんですね!
これならネタがなくても、気の利いた返答ができなくても可能です。
これを始めた時にお客さんから、
と言われました。
ここで先程の「聞くことが得意のようです」の発見になりました。
すごくうれしかったです。
と同時に【これでいいんだ】と確信しました。
私が持っている話題や的外れな返しなんかどうでもいいんです。
お客さん(人)は「話したい」し「聞いてほしい」んです。
この発見で心がスッと軽くなったのを覚えています。
それはそうですよね、
になったんですから^^
毎日数十人のお客さんと会話して得た【聞く】のポイントはコミュニケーションの苦手な人との接し方にも通じる
そんな発見から数年が経ち、今ではこの件について新人さんから相談を受けるように。
もちろんアドバイスすることは、【聞く】を教えるだけです。
といっても大したことはありません。
私が日々の営業で学んだ【聞く】のポイントはたったの3つ。
だけです。
それぞれくわしく見ていきましょう。
1、笑顔の声
いくら話を聞くだけでも、うなずきやあいづちの声色(トーン?)は大切です。
これを、
のように勘違いしていると、せっかくいい方法を実践していても逆効果になりかねません。
うなずきやあいづちの声色ひとつで気持ちよく話している人が、
(機嫌悪いのかな)
(怒らせたかな?)
という気持ち(空気)になってしまいます。
なのでこれを防ぐためには、
よくコミニュケーションで大切なことは、「相手に興味を持つこと」というような内容の本を読んだりしましたが…
私には難しくてうまくいきませんでした^^;
そこでまたまた悩んでいたところ、お客さんから「笑顔の状態で出る声は笑顔ですよ」と教えていただきました。
このアドバイス、ほんと目からうろこで今までの悩みをスッキリ解決してくれました。
コミュニケーションの場(車内)を和やかな環境に変えることができました。
ちなみに笑顔のつくり方は、
これを、話を聞いている最中にするだけで、うなずきやあいづちの声色が好感を持たれるトーンになります。
2、さしすせそ
受け身に徹し自分から話題をふらない方法でも、無言のリアクションではそのうち限界がきてしまいます。
なので、リアクションの基本「さしすせそ」は覚えておくと便利です。
具体的には、
知らなかったです!
すごいですね!
センスありますね!
そうなんですね!
です。
これ、
自分が話してる時にこんなリアクションされたら気持ちいいですよね^^
しかも…
話の内容がわからなくてもできます。
3、おうむ返し
これは先ほどの「さしすせそ」のバリエーションという感じです。
しかも簡単。
例えば、
キャンプの知識がないのにキャンプの話題になったとします。
「サイトが狭かったんですね」「そうなんですよ〜、テント張ったらタープがギリギリで大変でした」
「タープがギリギリでしたか」「ほんと、タープなしになるかと思いましたよ…」
こんな感じで、
知識はゼロでもおうむ返しをするだけで相手の腰を折らず、気持ちよくお話ししていただけます。
もちろん最初に「キャンプのことあまり知らないので、」と切り出してもいいのですが、そうすると話す側は、(話をさえぎられた)と残念な空気になる可能性も出てきてしまいます。
なので、この例のちょっとわからない話でも、
(サイトって何?)
(タープって何?)
と悩まずに、この言葉をそのままおうむ返しすれば大丈夫です。
後は笑顔のリアクションがあれば気持ちのいいお話の成立です。
以上、
でした。

それでは最後に昨日の送客記録です。
「タクシーの忘れ物には気をつけましょう」 熱田区〜熱田区 料金1,130円
私が乗っているタクシーは、ジャパンタクシーというタクシー用の車両。
そしてこのタクシーの大きな特徴のひとつに、車椅子に乗ったまま乗車できるという機能?があります。
しかしそのままサッと乗れるのではなく、少し乗せるための作業が必要で、運転手はそのための研修を受けたりします。
私も例外なくその研修を受けたのですが、かなり前ということと、なかなかその依頼がない状態が続いていました。
もちろん個人的にカンニングペーパーをつくっていて、いつでも対応可能にはしてありました。
そんな感じで今日、「車椅子に乗ったまま」の予約が入りました。
もちろん到着前にカンニングペーパーを読み返して読み返して準備万端で出発。
実際のカンニングペーパーがこちら
↓
◆車椅子
- 運転席を前に出す
- 助手席をいちばん後ろにして、ヘッドレストをいちばん低くして、ゆっくりはねあげる
- 後ろのシートベルトを車椅子用に付け替える
- 座席を上げてスロープを出す
- 車椅子in
- 緑フックで前二箇所固定
- 腰と鎖骨にかかるようにシートベルト
(自分にはちゃんとわかる文章なので細かい点はご容赦ください^^;)
予定通り到着し、車椅子を乗せる準備開始。
カンニングペーパー通りに後部座席を跳ね上げると…
そこにはなんと「カツラ」が。
(部分的なやつです)
正直、お客さんといっしょにめちゃくちゃ驚きました!
と同時に個人的には、
もしかして、あの人(先輩運転手)の?
という事も考えてしまいました。
(◯△さんスイマセン^^;)
もちろんその後、無事車椅子の送客を終了し、忘れ物の件を管理者に報告〜対処しました。
椅子の下の忘れ物はなかなか目が行き届きません。
しかも夜の場合はさらに発見が困難になります。
タクシーの落とし物は少なくないので運転手としても注意は怠りませんが、お客さんも持ち込んだ物がおりるときに全てあるかどうかの確認をよろしくお願い致します。
以上、営業日報でした。





以上!
今回はここまで
個人タクシー許可を受けるために必要となる主な資格、
専ら(もっぱら)職業とした期間
10年以上
まであと1,133日!
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