おはようございます!
名古屋で個人タクシーを目指して営業しているのぶと申します。
今回は、
について。
技術職から営業職になったお客さん
タクシーの営業をしていると、毎日いろんなお話をします。
もちろんそれは必要最低限が原則で、私の会社でも「余計な会話はしないように」と指導されます。
そんな最低限の会話でも、毎回となるとかなりの経験値。
おしゃべり好きなお客さんが多い日もあることから、嫌でもコミュ力が高くなります^^;
そんな会話の中、
というお客さん。
というわけで、
参考になればと個人的に考えた会話術についてお話してみました。
まずは頭の中の整理から
お話が苦手な人が、ノープランでスラスラ話せるようになるのは難しいと思います。
その根拠は、
私の経験談^^;
「何とかなる!」という根拠のない自信で始めるも、その場しのぎでギクシャクトーク。
(俺、こんなに話せないんだ)と自分で自分のことを「社会人失格だな」と思ったくらいです(涙)。
そのうち、
(またトンチンカンな返答したらどうしよう)
(どうしよう)
(どうしよう)
というマイナス思考。
毎回毎回自分で自分にプレッシャーを与える結果に。
なので、
私も休みの日に冷静になり、このことをじっくり考えました。
まずは頭の中を整理して…
自信を持って話せる【作戦】を立てよう!
と。
結果、
すごく気持ちが楽になったのを覚えています。
という感じです。
その日具体的に考えたことはたったの2つ。
- 話すことは「自分の得意なこと」一択で決める
- その話題に持っていく方法
順番にくわしく見ていきましょう。
「話すこと」は自分の得意なこと一択で決める
いきなりおしゃべり上手になりませんよね。
ましてやつい最近までコツコツと自分の技術を磨いていた職人は、頭の中でそのことについていっぱいの日々を過ごしていたわけですから。
(私です)
なんなら「話しかけないで」という空気をまき散らしながら仕事をしていたかもしれません。
でも、
そのこと(技術のこと)なら、永遠に話せますよね^^
しかもそれってかなりマニアックなので、聞いている人にはわからなくても「なんか面白い」という空気になる確率が高い話になります。
(経験談)
というわけでまず一番大切で決めておきたい「話すこと」は、「得意なこと」に決めてしまいましょう。
得意な話題に持っていく方法
この方法をあれこれ考えるときりがありません。
なのでこちらもわかりやすく一択。
「得意なことを聞く」です。
もしくは「得意なことの話題にする」です。
まずこれを聞いてお客さんの話に相づちしているだけで時間も経ちますし、あわよくばそのまま目的地に着いてしまうこともあるでしょう。
それはそれで苦手なお話をしなくてもいいので作戦成功ですよね。
笑顔でリアクションさえできればいいわけですから。
そして、
お客さんのお話が終わったとしても、同じテーマで自分のターン。
そうです。
自然と先ほど決めた「得意な話」で出番です。
少し前まで、
(またトンチンカンな返答したらどうしよう)
(どうしよう)
(どうしよう)
と悩んでいた私は、この作戦を覚えてからめちゃくちゃ楽になりました。
しっかり用意した自信満々のネタを話すだけ。
しかもお客さんの得意と比べたりできるので、その後のネタに困ったことはありません。
どうですか?
聞いてみて「なんだそんなことか」ということほど実践していないもの。
私の場合、「お話の準備はできている」ということだけですごく安心でき、仕事に自信を持つことができました。
ノープランで何とかなる!
でもできる人はいると思いますが、私の場合は準備が必要だった。
というだけのことです。
以上、
でした。
それでは最後に昨日の送客記録です。
「近未来じゃない、」 中区〜中村区 料金1,490円
数年ぶりに会ってランチをしてきたという仲良し3人組のおばあちゃん。
乗車するやいなや思い出話に花が咲くのですが…
なかなか噛み合いません。
Aさんが覚えていることがBさんは覚えてなく、Cさんは覚えてる。
とか、
Cさんだけ覚えてるお店や、「そんなことあったっけ?」などとにかく3人の記憶が曖昧。
つい数秒前に出てきた単語を忘れてしまって、お互いを突っ込み合うという異次元の遊びの終盤に「運転手さんどう思う?」という無茶振りされたり。
私もたまに記憶があやしい歳になってきたので、「いつか」自分も必ずこういう会話をすると思い聞いていました。
その中でも興味深かったことが、介護の問題。
この話って、普通子供がすることですよね。
この話題は私の親の「近未来」なので、すごく興味深く考えさせられることだらけでした。
(ご指導ありがとうございました)
そしてその流れで思い出話がまったく噛み合わなかった3人でも、最後にピッタリと一致したことが、「子供に介護させたくない」ということでした。
もちろんこのことはすべての人に当てはまることではないと思いますが、この3人は、
「お金がいくらかかってもホームに入りたい」
という点で一致。
そして、
「運転手さん、この話は近未来じゃなくて数日後の話だよ」
と。
「近未来」「いつか」「まだまだ大丈夫だろう」という認識の点で、当事者意識に欠けてるな…と感じさせられた送客でした。
以上、日報でした。
以上!
今回はここまで
個人タクシー許可を受けるために必要となる主な資格、
専ら(もっぱら)職業とした期間
10年以上
まであと1,082日!
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