【事故を起こさないための対策】タクシー運転手が教える安全運転のコツ

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タクシー営業関連

おはようございます!
名古屋で個人タクシーを目指して営業しているのぶと申します。

 

今回は、

「事故を起こさないための対策」

について。

 

その前に昨日の営業日報です。

【営業時間】
12時50分
〜24時35分
【走行距離】
233km
【営業回数】
29回
【売上】
44,560円
.

というわけで「事故を起こさないための対策」について

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一言で「安全運転」「防衛運転」と言ってもいろんな方法があります。

しかし多くの方法を知っているだけではダメですし、たくさん知っているから事故を起こさないかというと、そうでもありません。

我々タクシー運転手は、定期的に安全運転に関する勉強会が行われ、それらの知識は多く持っています。

それでも事故はなくなりません。

残念ながら年間数件は起きてしまいます。

 

ですがその中に十数年無事故という人もたくさんいます。

この人たちは運がいいのでしょうか?

いえ、違います。
この人たちの運転には共通点があるんです。

 

というわけで、

プライベートを合わせるとほぼ毎日長時間運転している無事故のタクシー運転手達が心がけているシンプルな共通点と、その他一般的な「事故を起こさないための対策」

について。

ぜひ実践してください。

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無事故の先輩達の共通点

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まず早速その先輩たちが実践していることから。

それは、

スピードを出さない
制限速度を徹底的に守る

です。

 

スピードが速い人=事故の多い人

これは言い切れると言っても過言ではありません。

車両感覚の事故を除けば、「認知」して「反応」さえできれば防げる可能性は高くなります。

極論、
すべてのケースではありませんが、無茶な運転をしていても、反応して停止や回避ができれば事故は起きないということになります。

 

しかしいくら目が良くても運動神経が良くても、スピードが速すぎてはいつも回避できる対応はできません。

これに対応した速度が「制限速度」なのです。

だから無事故の先輩達は、これを徹底的に守ってるんです。

ほんと、
ゆっくり走ってます^^;

そしてここで重要なポイントなのが、「いつも回避できる対応はできません」という点。

 

習慣は怖いです。

無茶な運転やスピードを出した運転をしていても、何も起こらなかったり、うまく事故を回避できたりしてしまうものです。

これが悪い習慣のはじまりで、「いつか事故を起こすの習慣のはじまり」なんです。

交通事故や、交通違反はこの悪い習慣の延長線上にあると言えます。

 

例えるなら、

プロのピッチャーの全力の球を打つことはは素人ではなかなかできませんが、打席に立ち続けてさえいれば不可能ではないということです。

いくら「いつも大丈夫だから」という無茶な運転は、この例えで言うと毎回事故を起こす挑戦をしているようなものです。

事故になるのは時間の問題ということです。

 

いつか起こしてしまうという習慣は、事前に断ち切っておくことがベストな行動。

それが、無事故の先輩達が実践している、ゆっくり走るということなんです。

 

慌てたって何ひとついいことはありません。

事故をするくらいなら遅刻を選んだ方がいいと思います。

 

というわけで、

プライベートを合わせるとほぼ毎日長時間運転している無事故のタクシー運転手達が実践していること

でした。

 

続いてその他の、

について見ていきましょう。

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事故を起こさないための対策

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毎日運転していて「これは」ということをピックアップしました。

  • 体調を整える
  • 心の調子も整える
  • かもしれない運転をする
  • 自分の運転を過信しない
  • 交通ルールを守る
  • 服装と履物も大切

それぞれくわしく見ていきましょう。

 

体調を整える

寝不足のまま運転していると睡魔が襲ってくることがあります。

また、頭がぼーっとしていると集中緑や判断力もにぶりますし、とっさの対処もできにくくなり事故につながる可能性が高くなるのです。

運転するならしっかりと睡眠をとる、体調が悪いときは運転を避けるなどという対策をたてることで事故を防止することができます。

長距離を一人で運転しないといけないという場合なら、少なくとも2時間に1回は休憩を入れましょう。

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心の調子も整える

身体の調子だけではなく、心の調子も大切です。

気持ちの状態が運転に現れるということもあります。

例えば、

  • イライラしていたりカッカしている場合
    スピードも速くなる傾向があり、結果事故につながってしまいます
  • 気分が落ち込んでいたり心配ごとが頭から離れない場合
    集中力や判断力に欠け、事故を招いてしまうことがあります

運転中にマナーが悪いドライバーがいたり、前にのろのろ運転の車がいたりすると、イライラしてしまいます。

割り込みされたときにもムカッとくるものですよね。

 

そうしたことも広い心で受け止めてあげて、安全運転を心がけるようにしたいものです。

心に余裕がないと、運転にも余裕がなくなります。

「急がば回れ」と言います。急ぐときほど、安全で確実に運転するのが一番です。

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かもしれない運転をする

かもしれない運転とは、

前を走ってる車が急停車するかもしれない…
横の道から子供が飛び出してくるかもしれない…
そこから車がでてくるかもしれない…

といった事故を防ぐための基本ですよね。

いつも走ってる道路であっても、たまたまそこに事故を起こした車が止まっていることだってあるわけですね。

そうした「かもしれない」を予測しながら、気を付けて運転することで事故を避けることができるでしょう。

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自分の運転を過信しない

「運転歴〇年だから大丈夫」
「もう何年も事故を起こしたことがない」
「人から運転うまいねって言われるんだ」

という人もいるでしょう。

こうした自分の運転に自信を持つのは悪いことではありませんが、過信してしまうと油断につながり、事故につながる可能性が高くなるんです。

もちろん上手に運転される方も多いでしょう。

それでも事故を防ぐには十分に気を付けることが大切なんですよね。

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交通ルールを守る

何を当たり前なことを…

と思いますよね。

でも「このくらいは~」ってルールを守らなかったがゆえに事故につながったということもあるのです。

例えば、コンビニでジュース1本買うだけといって交差点に駐車をしたら、周りのドライバーや歩行者に迷惑をかけることもあります。

それによって事故が起こることもあるんです。

交通ルールというのは、守るためにあるものです。

これを守ることで、ドライバーのみならず歩行者の命も守ることになるので、きちんと守りたいものですね。

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服装と履物も大切

運転するのになんで服装?

とか思いがちですが、運転しやすい服装や履物ってけっこう大切です。

例えばハイヒールなどを履いていたら運転しにくいですよね。

どうしてもヒールの高い靴を履かなければいけないという場合でも運転するときには、運転しやすい運動靴などを車に常備しておくと便利です。

また、腕が動かしにくい服装などはとっさのときに動かせなくて事故につながることもあります。

どうしても運転しにくい服装が必要であれば、目的地についてから着替えるなどの余裕を持って行く方法もおススメです。

よくよく考えてみても、プロの格好はピシッとしてます。

もちろんそれは仕事としての見た目も大切ですが、それより何より仕事に適しているからです。

何もすべてを真似する必要はないですが、運転する時だけ適したものにすることが安全につながります。

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事故を起こさないための対策は普通自動車とトラックで違う?

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ところで事故は事故でも普通自動車とトラックでは注意する点は違うのでしょうか?

車の大きさが違うだけにやはり事故対策もすこーし違う部分が出てくるようです。

トラックのドライバーはどんな点に注意したらよいのでしょうか?

 

トラックは急には止まれない

車両自体の重さも重いトラックは走行中には慣性の法則が大きく働くため、トラックを停車させるためには強い制動力が必要です。

トラックには高性能な制動装置が搭載されているものの、さらに荷物を積んでいるトラックは制動距離が長くなる傾向があります。

なので、急停車しようとしてもそれがむずかしいということなんですね。

なので、追突事故などを防ぐためには、十分な車間距離を取るということが大切になってきます。

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減速してコーナリング

走行中のトラックが慣性の法則の影響を大きく受けるわけですが、これは急停車の時だけではなくカーブ走行にも言えることです。

カーブに入る前に十分に減速しなければ、カーブを曲がり切れないという事態が起こります。

また、積んでいる荷物の荷崩れの可能性も高くなります。

コーナリングにはカーブの手前で十分に減速するようにしましょう。

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長いトラックは巻き込み注意

トラックの中でもホイールベースが長いトラックがあります。

こうしたトラックの場合、コーナリングや右折、左折の時に内輪差が発生し、巻き込み事故の原因となります。

内輪差を意識した運転を心がけることで事故防止をすることができますよ。

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健康管理は十分に

普通自動車でも運転するときには十分に体調を整えることが大切です。

トラックのドライバーたちは特に長距離運転をすることが多いかと思います。

さらに、トラックという大きな車両を運転するときには、内輪差が生じたり、慣性の法則の影響を受けたりと、普通自動車を運転するよりもさらに高度な運転技術と注意力、判断力が必要になってくるのです。

そのためにも自分の体調管理は万全にしておき、長距離運転の場合にも休憩を必ず入れて安全運転できるよう心がけましょう。

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事故をおこさないために知っておきたい 【よく事故が起きている状況】

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よく事故が起きている状況というのは、やはり事故を起こさないためにもよく知っておき、その対策をたてて運転に臨みたいものですよね。

事故がよく起きている状況とその対策についてみていきましょう。

 

出会い頭事故

よく聞く事故で、遭遇してしまうと回避が困難な事故と言えます。

特に信号のない交差点などで、突然横から車が飛び出してきた、自転車や歩行者が飛び出してきたという状況はよく遭遇するものです。

これは、

安全を十分に確認しなかったり、一時停止を止まらなかったりしたために起こることが多い事故です。

一時停止の標識のある交差点では、しっかりと止めて、左右の安全を確認しましょう。

住宅街などでは自転車や歩行者がいないかということも確認。

なので、予想されるようなところではスピードを落とすということも大切ですね。

また、交差点などにミラーがあるところもありますが、ミラーは相手との距離感がつかみにくいということ、そして自転車や歩行者は見逃しやすいということもあり、ミラーに頼るのではなく、直接自分の目で左右の確認をするのがベストです。

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追突事故

この事故のポイントは、前方注意です!

車の運転に関して最も重要な安全確認は、前方です。

この追突の場合、前の車が急に止まったということもあるでしょうけれど、

わき見運転をしてそれに気づくのが遅かったためにぶつかってしまう

ということもあります。

追突事故を避けるには、前の車の不意な減速・停止を予測しながら運転したり、余裕をもった車間距離をとることが大切なポイントになってきます。

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右左折時の事故

右折、左折するときにも事故が起きやすくなっています。

右折時には対向車の陰にかくれた歩行者を見逃していることもあります。

  • 左折時には
    車両の死角を見逃して横にいた自転車やバイクとぶつかることもありえます
  • 右折時には
    焦らず対向車や歩行者との距離やうごきを確認しながら走行しましょう

また左折時でもバックミラーやサイドミラーだけに頼らず、目で確認することも大切ですね。

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バック時の事故

事故の中でも一番多いのがバック時の事故と言われています。

路上でバックすることはほとんどありませんので、多くは駐車場で起きている事故です。

駐車場ではミラーやバックモニターだけに頼らず、目で確認。

なんですが、

駐車する前にスペースの目視

が重要です。

 

これは駐車場所の確認だけではなく、

周辺に障害物はないか?
人が歩いてこないか?
自転車が横切らないか?
他の駐車車両が動こうとしていないか?

などなどの確認をするためです。

 

そしてやっとバック開始です。

見えないというときには、いったん車から降りて確認するということも必要です。

面倒だからとそのままバックしたときにぶつかってしまうことも。

そしてバックするときは、ゆっくりと歩くくらいの速さが基本です。

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事故を起こさない人の特徴とは?

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では、事故を起こさない人ってどんな人なんでしょう?

このことはまず、

事故を起こしやすい人の特徴を見てみるとわかりやすいと思います。

事故を起こしやすい人は、

  • 軽はずみで行動を早まる人
  • 見込みの甘い人
  • イライラしやすく怒りっぽい人
  • 独りよがりで協調性のない人

といった特徴を持っているようです。

 

ということは、事故を起こさない人というのはこの逆といっても過言ではないでしょう。

事故を起こさない人の特徴は、

  • 慎重に行動する人
  • 予想ができる人
  • 平常心を保てる人
  • 協調性があり、譲る精神を持つ心に余裕のある人

ということができます。

 

運転というのは、反射神経が良いとか運動神経が良いというだけではできません
なぜなら運転は、「脳」でするものだからです

運転には、判断力、記憶力、感情など高度な心の働きが関係しているのです。

これらをつかさどっているのは、脳の前頭葉という部分。

もちろん、運動神経や瞬発力といったものも必要ですが、これらも実は脳がつかさどっているんですよね。

事故を起こさないためには、何よりも落ち着いて運転すること、ではないでしょうか。

そうすることで、交通ルールを守ることができたり、追い抜きされてもイライラしなかったり、十分な車間距離を保てたりということができるのだと思います。

また、事故を起こさない人というのは「手抜きをしない人」とも言えます
この「手」は「手順」のことです
運転操作の手順
安全確認の手順
メンタルをリセットする手順

これらを飛ばすことなく、着実に行うことで事故を防ぐことができるのです。

 

以上、

「事故を起こさないため対策」

でした。

 

それでは最後に昨日の送客記録です。

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「タクシー運転手も気になる睡眠の質を上げる話」 中区〜瑞穂区 料金3,250円

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「運転手さんて、1日何時間くらい寝てるんですか?」

この質問をくれたお客さんは、「睡眠」について指導しているという人。

 

このお客さんによると、睡眠時間は長さではなく質が大切ということです。

うだうだゴロゴロ長い時間横になっているのではなく、短時間でも「あー、寝た!スッキリしたー」を目指しましょうというもの。

 

それでも適正な時間というものはあり7時間くらいが目安で(意外に長いと感じました^^;)、少なくとも5時間を切らないことが重要だそそうです。

なるほど。

でも、いくら時間を教えてもらっても、スッキリのコツが知りたいですよね。

夜勤のある我々もかなり仕事に影響すること。

とっても興味があります。

なので、そのあたりについて聞いてみると、結構長いお話だったのでまとめてみました。

ぜひ参考にしてください。

 

【睡眠の質を上げるコツ】

  • いい寝返りをうつ
    そのためにはパジャマを着ること。
    (いわゆるパジャマの形で綿がベスト)
    パジャマは体温調節、湿度調節などなど寝るのに最適な服で、ジャージやスウェットは外着なので寝具との相性が悪い。

  • 枕は1.5〜2年くらいが寿命。
    選び方のポイントは、立ったままの姿勢を保てることが目安。
    枕の素材は人それぞれなんですが、高さは立っている時の頭の位置が保てる物を選ぶ。
  • カーテン
    カーテンは基本的に遮光カーテンがおすすめだけど、完璧な遮光はNG
    朝日は身体のリズムをつくるために大切な効果があるので適度に朝日が感じられるものがよい。
    強い遮光カーテンの場合は、少し開け気味で眠るのがおすすめ。

 

最後に、

毎朝15秒間目に太陽の光を入れる。
(これは雨でも曇りでもOK)

この行動により、15時間後に眠たくなる予約スイッチが入るそうです。

その日の快適なスタートが切れると同時に睡眠の予約。
(人間の身体はよくできている)

簡単にできる行動なので、習慣にしてみたいと思います。

 

以上、日報でした。

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のぶ
のぶ

以上!

今回はここまで

 

個人タクシー許可を受けるために必要となる主な資格、

自動車の運転を
専ら(もっぱら)職業とした期間
10年以上

まであと1,123日!

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